昨夜、今さらながらですが
グラン・トリノを観ました☆
はい!いい作品でした★★★★★
一夜明けて、今日になってもジワジワと静かな感動が蘇ってきます。。。
これ、ひとえに監督・主演のクリント・イーストウッドの魅力に尽きますかね♪
公開されてだいぶ経つので、
ネタバレごめん!と言うことで感想を(^_-)-☆
(まだ観てない方はスルーして!)
イーストウッド演じる、ガンコで偏屈なウォルトじいさん☆
妻を亡くし、心のよりどころは、ビールとワンコとピカピカに磨き上げられた愛車、グラントリノ!
朝鮮戦争時代の古傷を心に抱え、二人の息子との関係も上手くいかず、孤独な日々を。。。
こんなじいさん、もし身内にいたら私もゴメンかもしれないな(^_^;)
隣に住むモン族の移民一家、最初は姉のスーと、そして次第におとなしい弟のタオとも心を通わせていく。。。
何がそんなに面白くないの?ってくらい苦い顔をしたウォルトだけど、ときどき見せる茶目っ気ぶりが可愛い♡
タオを大人の強い男に育てようとする姿、息子たちに対して自分が果たせなかった夢なのかな?
同じ移民のギャングたちからタオを守ろうとしたことが、結果的に彼やスーを傷つけることになってしまい、ウォルト自身も深く傷つく。。。
そして、ウォルトが決行した復讐とは。。。
『失敗は決して許されない!』と、ウォルトが練った計画が悲しすぎる!
朝鮮戦争以来抱えてきた懺悔の気持ち、そして彼自身の病気(たぶんもう治らないと察していたのでは?)も、最後の決断をさせたのでしょうね☆
倒れたウォルトの手から落ちたライター、ウォルトの計画の全容がわかったとき、静かな涙が流れました。。。
悔しいのとも悲しいのとも違う、あえて言えば賞賛の涙かな?
最後まで息子たちとの関係は修復せず、陳腐なラストにならなかったのが良かったわ!
時々登場した若い神父さん・・・最初はウザイ奴だと思っていたけど、終盤に向けていい味出してましたね(^_-)-☆
エンドロール・・・
ウォルトから譲り受けたグラントリノに乗り、海岸線を走るタオ☆
あ!これ以前、
うたかた夫人さんも言ってたけど、イーストウッド自身の声と思われる歌が流れる♪
たぶん、劇場で観ていたらしばらく立ち上げれなかっただろうな。。。
kobayさんも絶賛しているし♪
遅ればせながら、やっと仲間になれましたよ〜!
久々に、熱く映画を語ってしまいました(^_^;)
でも、クリント・イーストウッド氏、本当に役者は引退しちゃうのかな?
彼のように、そこにいるだけで存在感が凄い俳優さんってあまりいないよね。。。
残念だけど、監督作品に期待します!
ということで、楽しみなのはもうすぐ公開の 『
インビクタス/負けざる者たち』
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マッド・デイモン主演ときたらもう面白いこと間違いなし!
✻おまけ
先日観た、『
セブンティーン・アゲイン』
すごく面白かった!!!
ザックくん、いいねぇ〜♡