1年がかりで。。鹿の王☆
昨年の誕生日に息子にもらった『鹿の王』のハードカバー☆
1年前に読み始めて、その独特な世界に引き込まれながらも、読み切れずに上巻の数十ページ読んだところで1年近く放置してしまった。。
ずっと早く読まなきゃって気持ちはあったのだけれど、読み始めると他のことが手につかなくなる性格ゆえ(笑)、寝室のTVの横に置かれたままだった(^_^;)
ちょっと時間に余裕ができた1週間ほど前から読書再開!
まっじ、面白かった〜!!!
なんでもっと早く読まなかったんだろう。。
なかなか読み進められなかったのは。。
異世界が舞台だということと、登場人物の名前と相関図が覚えられなかったこと!
読み始めて、自分の中に世界が広がり始めるまでの我慢が足りなかった。。
登場人物の名前が時間を置くとわからなくなって、本の冒頭の主な登場人物ってページを何度見返したことか(笑)
(また、名前が特殊な感じで)
名前もさることながら、それぞれの人物のバックグラウンドが頭に入らなくて、参った!
そして読み進めていくうちに、作者の上橋菜穂子さんって何者なんだ?っていう疑問が。。
生業とはいえ、女性がこんな世界を描けるんだ!という驚き!
医療にかなり明るい人でなければ無理だよね!
それに、異世界に登場する動物や植物なんかをどうやって生み出すんだろう?
飛鹿(ピュイカ) 山犬(オッサム) 火馬(アファル) 半仔(ロチャイ)
普通にこの世に存在するがごとく登場してくる!
すごい世界だ!
徐々にその世界観に慣れてくると、その魅力的な世界引き込まれていく!
2人の主人公、欠け角のヴァン 天才的な若き医術師 ホッサル
個々の点でしかなかった二人が出逢い線になり、複雑に絡まった二人を取り巻く線が徐々に解けていく。。
運命に翻弄されながら、2人が愛する人々や民を守るために戦う。。
希望が見えるラストも好きだ!
読み終わる頃には上橋ワールドにどっぷりハマっていた!
彼女が3年かけて書き上げた作品を1週間やそこらで1回読んで理解できるわけがない!
時間をかけてもう一度読み直そうと思っている☆
そういえば、NHKでやっていた『精霊の守り人』というドラマも上橋氏の作品なんだね!
綾瀬はるかが主演だって?
これはオンデマンドで観なきゃね(^_-)-☆
『鹿の王』もいつか実写化されるんだろうか?
たぶん、無理なんじゃないかな?
だって、これだけ多くの動物が登場するのにCGなんかじゃ追いつかないよ!
アニメ化? 漫画化?
それならイケるかも(^_-)-☆